ズンダ・ムタチオネス -「音そのもの」の読み上げ音声による習作-(2023)

ズンダ・ムタチオネス -「音そのもの」の読み上げ音声による習作-(2023)

「合成音声現代音楽祭 2023 〜たぶん、これもまた音楽〜」(竹原ひろ様主催)コンセプト部門(※) 参加作品企画ページはこちら: https://twipla.jp/events/568374 ズンダ・ムタチオネス -「音そのもの」の読み上げ音声による習作-(2023)作曲 ヨガマット音声素材出力 VOICEVOX:ずんだもんプログラムノート(という名のおことわり)音楽祭の提示コンセプト「音そのものを題材とした作品」を「音響的な秩序構成を個々人の観念に一定水準以上委ねること」と解釈しましたが・・残念ながらそこまでの作品制作ができず、「ずんだもんが読み上げた「音そのもの」の「音そのもの」を加工して制作する」をテーマとする「縛り作曲」になります(※そのため技法部門での参加が妥当とも考えましたが、悲しいことにコンセプト(の字面)に楽曲のアイデンティティが依存しているため、コンセプト部門に出品しました。)。作品作り自体を目的とする小さな習作ですが、「習作」だけだとあまりにも味気ないので、「ずんだの変容」を意味する「ズンダ・ムタチオネス」というタイトルをつけました。枝豆がすりつぶされ、砂糖や塩を混ぜてペーストにした「ずんだ」になるように、ずんだもんの音声がすりつぶされ、エフェクトをまぜられた「電子音楽」になる様をお楽しみいただければ幸いです。(このタイプの音楽に馴染みのない方はぜひ下記をご覧ください)当作品は現代音楽のジャンルにおける「ミュージック・コンクレート」に類する作品となります。特に、今回は(合成音声上の)「テキストを読み上げる音韻を電子加工した作品」となりますが、これらの取り組みはすでに70年以上前から現代に至るまで多様に行われており、当然今回の作品には新規性はありません。また、私自身もコンクレート作品の制作経験があまりないため、そういう意味でも「習作」となります。ちなみに、ミュージック・コンクレート作品は、このように音源を完成とするのではなく、「アクースモニウム」というシステムを用いて「演奏」する作品が数多くあります。ご興味が沸いたら、ぜひ「電子音響音楽」で調べてみてくださいね!------------投稿オリジナル曲→( mylist/59587138 )twitter: https://twitter.com/yogamatsongs

http://www.nicovideo.jp/watch/sm42922142