【良書紹介】大谷弘『道徳的に考えるとはどういうことか』

【良書紹介】大谷弘『道徳的に考えるとはどういうことか』

とてつもなく面白い本の読書感想動画つくりました。紹介した本大谷弘『道徳的に考えるとはどういうことか』ちくま新書、2023これ、道徳や倫理の教科書的な解説ではないんです。むしろ「そういう記述は、道徳的に考えることでは全然ないから勘違いしないように」という話になってて熱い! https://www.amazon.co.jp/dp/B0CKHQRM51?tag=ytimenon-22 本書紹介よりその考えは正しいか正しくないか、あるいはそれをすべきか否か――。私たちは日々、様々な道徳的判断を迫られ、あるときは自然に、また別のときには悩みに悩んで結論を下す。こうした判断はしばしば、自分たちの外部にある絶対的な規準を個別の現実に当てはめるものとして思い描かれる。だが、そんなふうにすべてを一刀両断できる規準などありうるだろうか。「非主流派倫理学」の立場からプラトン、ウィトゲンシュタイン、一ノ瀬正樹、槇原敬之らの実践を取り上げることで、道徳的思考の多様で奥深い内実を浮き彫りにする哲学的探究。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm42981726