戦争の悪夢

戦争の悪夢

幸いなことに戦争を知らずに生きてここまでこれました若者の戦死者はもちろん減りましたでも若者の死因第一位が自殺になりました増えました戦争が無くても誰かに苦しめられています僕の人生はゴミで溢れてるどうせ孤独に自殺するなら戦争起きてほしいなと思ってるそれなら誰かのために死ねる「僕はしょせん捨て駒だ突っ込んでやる」そう言いながら眠りました朝起きたら海岸線からガチョウの足音がやってきた第三次世界大戦が始まったみたいです喜びました一旗あげれることにみんなここで死ぬんだよ幸せなやつも不幸なやつもみんな平等にでも実際のところ死ぬことが怖い覚せい剤いりのチョコレートを口にして酒を喉にして最後の一服を帰りのガソリンはありません神風に吹かれ散った菊の花びら 同期の桜でも結局のところ戦争をしても僕らはただの使い捨ての歩兵でしたそんな中汚いお金は流れてゆき荒稼ぎする奴らもいる残念なことにそいつらに利用されただけでした僕らには何も残らない悪夢から起こされ気づいた戦争起きてほしいなと思ったのは間違いでしたどんなにいまの世の中が理不尽だとしても他人を巻き込んでまでする意味はなかったですでもよくわかったどちらにせよ孤独な死なのは変わりませんキャノンボールに撃たれて戦場で戦死するのか死に装束を着ながら勇気の切腹するのか薄暗い午後の樹海で海鳴りが唸った

http://www.nicovideo.jp/watch/sm43002373