窓のかなたへ

窓のかなたへ

彼方と管で繋がっている 電子の海に文字が波打つアングラな世界へと 真っ暗なお部屋へと誘われて誑かされて100%分の君を見たつもりで知ったつもりで偉そうになっていたそれでも君のゴマンパーセントとすらも僕には見えてはいなかった窓のかなたに 恋した君に 甘えたい いつまでも ずっと傍にいて戻れない君のいないあの寒い夏へ星屑がつぶやく君の瞳にカモメが羽を広げ飛び立つ艶めかしい君の目にメガネがそっとかけられて恥ずかしそうに笑ってこっちを見つめて揺らぎだす僕の心は掴み取られて君の虜になって堕ちてくこびりつく君の金切り声 僕の頭の中でハウルから君の事ばかり考えてしまう窓のかなたに恋した君に逢いたいと君を想う 一片の涙君はいま どこにいて 何をしてますか 晴天と海に負けない君の青いノースリーブワンピのスカートが舞う僕と君が赤の他人の間柄と知っていながら潮風に戦ぐ蘭が爛漫に火照る地平線のかなた薄紅の唇が閉じて愛してる いやまだ恋してる分際だけど 誓い未来僕は君を一生愛すると誓って 君の足取りと背中を見て突いてゆく窓のかなたに恋した君に言えない想いはかなたの中に 言いたい想いはここにあるから 窓のかなたへ

http://www.nicovideo.jp/watch/sm43002553