私のジャマイカ滞在記番外編 ③ / 44A

私のジャマイカ滞在記番外編 ③  /  44A

「ニューヨークについては二泊三日だと思うのであんまり覚えていない。ジャマイカだと2ヶ月いたので印象強いことは覚えているのだが、なのでニューヨークについては人のことよりもどちらかと言うと街を見た感じのことの方がよく思い出される。それでも1つ汚点として思い出されるのは、あれは夜だろうか私も1人で外出すればよかったのだろうけど、ことによって宿にいた兄ちゃんが一緒にニューヨークの街を散策しようといういうことになってたしか、マンハッタンだか、自由の女神が見えるターミナルまで行こうとなったのだ。それで何故か私が露天でホットドッグを奢って、乾杯しようと、言ってしまった。それで2人はビールを買って地下鉄だかモノレールだかどちらかにのったんだけれども、電車に乗って乾杯して1口かそこら飲んだところで前にいた黒人のおじちゃんとたしか、白人の大柄な人に声をかけられた、これは何のことか?と2人ははてな顔をしていると。俺達は私服警官だ電車でビールを飲んではいけない。違反だから切符を切るとのことだった。そんなこと私達は全く知らなかった、そんな法律。でもそこではそうなんだろう、ニューヨーク市警、と私達はドスンと落ち込んで重たい空気になってしまった。乾杯を誘ったのは私のせいだし、隣の兄ちゃんも口には出さないがお前のせいだと思っていたろう。そして2人はそのまま、仕方なく埠頭まで行ったが、フェリーの時間は終わっていて、遠くの薄明かりでそれが自由の女神だとわかった。私達はそのまま黙ったままお互い宿の帰途に着いた。そしてそのままドミトリーで眠り、朝方私は宿主に挨拶して宿を出た。A列車だかC列車だかに乗ってケネディだかリンカーンだかと名前の着いた空港に行った。そして空港ではまた黒人のおばちゃんが親切に乗り口はあっちだと案内してくれた。」

http://www.nicovideo.jp/watch/sm43054759