反ユダヤ主義的メッセージを拡散したTikTokを批判する、書簡を米議員が一斉送付

反ユダヤ主義的メッセージを拡散したTikTokを批判する、書簡を米議員が一斉送付

11月20日、バディ・カーター下院議員を筆頭とする25人のアメリカ下院議員グループは、TikTokがテロリズムと反ユダヤ主義的レトリックを助長(じょちょう)しているとして、一斉に非難したことが分かりました。議員らは、TikTokの最高経営責任者である周受資(しゅう じゅし)氏に書簡を送り、「偽情報の氾濫(はんらん)」を広めることを停止するよう要求しました。TikTokプラットフォーム上で、#フリーパレスチナのハッシュタグが付いた動画は、30日間で9億4600万回再生されました。その半数以上が18歳から24歳の若者によるものだったそうです。議員たちは書簡の中で、「このようなテロリズムを助長するコンテンツが、全国のキャンパスで、反ユダヤ主義的な暴言や暴力的な抗議活動を引き起こしているのです。そして、TikTokとTikTokの従業員は、反ユダヤ主義者、テロリスト、プロパガンダのための口添えをしているように見える。」と非難しました。TikTokは、アメリカの若者に「フィルタリングされていない 」ニュースソースだと信じ込ませています。多くの若い世代が、検索エンジンや他の検証可能なニュースソースの代わりに、TikTokを利用していることが明らかになってきました。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm43058415