賄賂で同盟破棄、ヨシャファトが仕組んだ政略結婚

賄賂で同盟破棄、ヨシャファトが仕組んだ政略結婚

≈紀元前853年ヨシャファトが、挨拶の為アハブの下を訪れる。アハブは、アラム人に奪われたラモト・ギルアデ(現在のシリアのクネイトラ県付近)を奪還する為に戦闘に参加する様ヨシャファトを説得した。ヨシャファトは共に戦う事を約束するが、条件として「まずヤハウェの言葉を求めて下さい」と訴えた。アハブは400名の預言者を集めたが、多くはアハブに都合の良い事しか言わない偽預言者であった。それを見抜いたヨシャファトは「ヤハウェの預言者は居ないのですか?」と尋ねた。アハブは預言者イムラの息子で同じく預言者のミカヤの名を挙げた。アハブは「ミカヤは私に都合の悪い預言をするので憎んでいます」と言うと、ヨシャファトは「アハブよ、その様な事を言ってはいけません」と諫めた。サマリア(現在のパレスチナ国ヨルダン川西岸地区ジェニーン県)の城門の入口に在る麦打ち場に正装で王座に着いていた以下2名の前で、預言者達は「ラモト・ギルアデで攻め上って勝利を得て下さい。ヤハウェは敵をアハブの手にお渡しになります」とアハブの勝利を預言した。①アハブ②ヨシャファトミカヤを呼びに行った使者は、ミカヤが他の預言者と違う預言を語るのを心配し、他の預言者と口裏を合わせ、アハブに幸運を告げる預言のみを語る様要請した。ミカヤはアハブの前で他の預言者と同じ預言を語ると、アハブは心底から発した言葉では無いと見抜き「何度誓わせたら、お前はヤハウェの名によって真実だけを私に告げる様になるのか」と怒った。するとミカヤは「イスラエル王国民が羊飼いの居ない羊の様に山々に散っているのを私は見ました。ヤハウェは「彼らには主人がいない。彼らをそれぞれ自分の家に無事に帰らせよ」と言われました」と告げた。これはアハブの死を暗示するものであった。アハブは「ミカヤは災いばかり預言する」と非難した。預言者の1人であるツィドキヤはミカヤの頬を殴り「ヤハウェの霊はどの様に私を離れ去って、お前に語ったというのか」と迫った。アハブは、この遣り取りを見てミカヤを捕縛させ「ミカヤを獄に繋ぎ、私が無事に帰って来るまで、僅かな食べ物と飲み物しか与えるな」と言って出撃を決意した。ミカヤは「もし貴方が無事に帰って来ることが出来るなら、ヤハウェは私を通して語られなかった筈です」と言った。宇宙一元化 公式HP http://universe-centralization.com/top.html

http://www.nicovideo.jp/watch/sm43104078