百マンボのバラ

百マンボのバラ

19世紀半ばから20世紀初頭、ジョージアにニコ・ピロスマニという画家がいました。居を転々とし、貧しいその日暮らしの中で、人や動物、歴史や伝説を素朴な画風で描き続けた、「放浪の画家」でした。死後、かれをモデルにソ連の詩人によって作られた歌は人気を博し、日本語にも訳され広く知られるようになりました。それが『百万本のバラ』です。日本語詞は翻訳の仕方によっていくつもありいずれも切ない恋の歌なのですが、結局のところ、どれも失恋エンドなわけですよ。ここはひとつ、南国の熱風を浴びせて無理やりハッピーエンドにしてやろうと、そういう趣向です。ハッピーエンド、いいですよね。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm43190679