家の裏で野鳥とニホンリスを眺める その7

家の裏で野鳥とニホンリスを眺める その7

その6後編 sm43244757  1月7日、8日撮影。本来ならば、雪が積もっている時期。つまり、埋めたクルミの回収出来る数が減り、クルミやドングリも既に拾えない時期(しかもドングリは不作)ですが、今季も暖冬。そして裏山に伐採が入っているため、裏山の動物たちにとっては異常な時となります。これを補償するにはどうしたらよいか、考える必要があるようです。一度いなくなった動物は、植生が安定するまで帰って来ませんが、いなくなろうとする動物を留める事は出来ます。動物に食べ物を与える事の意味には、ひとつの重大な要素が含まれている気がします。クルミを与えるのは餌付けなのか、クルミの木やクリの木、カキノキを植える事は餌付けなのか。ごみ捨て場のごみを漁るカラスは餌付けされているのと同義なのか。街路樹や水田の存在は、特定の生き物に対する餌付けなのか。ツバメの巣を提供する人家や、ムクドリと害虫を増やす貧弱な生態系の街路樹、魚の放流は餌付けと似たようなものなのか。ここで重要になってくるのは、対象の生き物とその子孫の生残率と死亡率、そしてそれが他の動物や植生などの資源に与える影響を、長い目で見ていかなければならない事にあると思います。つまり、生態系そのものが、今後どのように残るのかという事です。特に渡り鳥は、その生存が他国の生態系にも影響を及ぼす事もあり、注意が必要です。例えばジョビ太君が渡って来なくなり、カラスザンショウが分布拡大出来なかったり、同じ食性の他の生き物との競争に影響が出たり、ジョビ太君が家の支配者になったり。自然・風景 mylist/65301634

http://www.nicovideo.jp/watch/sm43250312