20240213 人文学の死―ガザのジェノサイドと近代500年のヨーロッパの植民地主義

20240213 人文学の死―ガザのジェノサイドと近代500年のヨーロッパの植民地主義

公開セミナー「人文学の死―ガザのジェノサイドと近代500年のヨーロッパの植民地主義」日時:2月13日(火)18時~21時、場所:京都大学 吉田本部構内総合研究4号館1階1教室共催:科研費基盤研究(A)「トランスナショナル時代の人間と「祖国」の関係性をめぐる人文学的、領域横断的研究」(研究代表者:岡真理)/ 藤原辰史研究室 / 自由と平和のための京大有志の会*当日の配付資料は下記からダウンロードできます。  https://drive.google.com/file/d/1mTr-gdDxqJgLBqSQey6Ns-LJFQsNI0RJ/view *視聴してのご感想など下記のフォームからご記入ください。今後の企画の参考にさせていただきます。  https://forms.gle/CEpF4L3qZDE8gwkd8 <趣旨説明文> 私たちが今、目撃しているこの出来事は、いったい、何なのか。 飢餓と大量殺戮を武器としたガザのパレスチナ人に対するジェノサイドが、世界注視のなか、100日以上が経過してもなお止むことなく続いている。のみならず、国際社会を領導するグローバルノースの西側「民主主義」国家が、この人道に対する罪に異を唱えぬどころか、これに賛同し、応援し、あまつさえ武器の供与までおこない、さらには、人間性を否定されるパレスチナ人に対し人間として共感し、イスラエルの暴虐を非難し即時停戦を求める声に「反ユダヤ主義」の烙印を押し弾圧する。ダヤ主義」の烙印を押し弾圧する。 私たちの目に今、虫けらのようにこの瞬間にも殺されているパレスチナ人の命を通して、否定しがたく映じているものとは、これまで民主主義や普遍的人権やヒューマニティを高らかに掲げてきたこれら西側自称「民主主義」国家とこの世界が、21世紀の今日、依然として、500年前から継続する植民地主義システムのもとにあるという事実である。人間であるということの意味そのものが問われているこの事態を前にしながら、人文学(ヒューマニティーズ)に携わる者たちが、ガザで今、起きていることがあたかも自らの学問に関わりのない出来事であるかのように、これについて沈黙しているとすれば、それは、人文学に、そして、ヒューマニティーになるものに、自ら死を宣告しているに等しい。 今、ガザで起きているジェノサイドは、近代500年のヨーロッパによる植民地主義の歴史のなかに位置付けて考えることなくして、真に理解することはできない。そのような問題意識から、本シンポジウムは企画された。大元: https://www.youtube.com/live/ieAacjnjdyQ?si=sGxz4HnaO-Fau9s2

http://www.nicovideo.jp/watch/sm43410468