一等星/重音テトSV

一等星/重音テトSV

一等星/重音テトSV流れる雲間に差し込む日差し遮る手のひら左手に持ったソーダを気の抜けた顔で飲んだ「甘いな」君は呆れた声で「当たり前だろ」と笑う八月七日十五時僕らの旅が始まるそっか、僕はそんな普通の日々こそ離さずいるべきだったんだろう今更、何度思い出してもきっと虚しいだけだろうもっと苦しいだけだろうずっと未来に期待を押し付けてしたいで痛いを駆け抜けた変わってく日々はめまぐるしいようで君もあの日の僕をふと思い出してくれてたりして空っぽのプラスチックとさよならした左手はあてもなく宙を仰ぎ残像、頬を掠める目的もなにもない旅路の終点は日が暮れるまで何千年も昔の星の光が届くまでそっか、僕はそんな普通の日々から離れた場所で星を見てる今更、名前を調べてもきっと虚しいだけだろうもっと苦しいだけだろうずっと未来に期待を押し付けてしたいで痛いを投げ捨てた変わってく君はめまぐるしいようであの日見えた、星の名前今更だけどわかったよ一歩、一歩、一歩、進む毎日一歩、一歩、一歩、遠くなる君きっと、きっと、きっと、忘れないからずっと、ずっと、ずっと八月七日十九時半雲の上瞬く星空綺麗と言えるほど見えなかったけど唯一見えた星は今も僕を照らして未来に期待を押し付けてしたいで痛いを駆け抜けた変わってく日々はめまぐるしいようで僕はあの日の君をずっと忘れながらも、憶えて行くあの日々が僕の星だからあの日々が僕の一等星

http://www.nicovideo.jp/watch/sm43458119