東北きりたん「東京市童謡」大正12年

東北きりたん「東京市童謡」大正12年

大正12年(1923)に発表された「東京市童謡」です。子どもたちのために振り付けもつけられました。材木商の従業員だった吉田栄次郎の詞が懸賞で当選し、曲を山田耕筰がつけています。関東大震災の復興中に病で亡くなったという吉田氏は今でいう災害関連死かもしれません。玉座をいただく帝都東京を称える「東京市歌」( sm39455904 )と、都市の発展を市民が担うという意識が見える本歌は対照的で、大正デモクラシー的な雰囲気が感じられます。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm43480099