太刀苞 / 八止 初音ミク

太刀苞 / 八止 初音ミク

作曲・編曲・作詞・映像 八止歌 初音ミクTwitter  https://twitter.com/oto_yusura 『太刀苞』干乾びた井戸と博愛と擦りガラス越しの諍いも雨が降って何も見えないと叫ぶ口を塞いだ壊れた機械は直すのに逆さまに繋がる待宵赤は青、黄色と移ろい歴史が揺らいだでも灯り灯り夜は来ず回る回る手の中で開いた口も呼ぶことなくいつかは廃れたただ死ぬ記憶の中に正に振り子のお化けに踊らされ大人さえ何も解らなくなる様な気がしたのは角が取れて丸くなるものなのか始まるまではそれまでお願い泣かないでと撫でる跳ねる春も去りゴムが硬化した高架下 椅子の陰に隠したあの扉は何処いつも世界が終わる夢を見るのそれだけのお話ですがこびりつく羽で飛びたいと裏切るための模範解答まだ私は許されないよ手が届かないα煌く程に踏む地団駄道を塞いだ遮断桿が帰路に就いては口遊んだ涙ぐんだ歌ただ遠く遠く引き摺られ止まる止まる果ての海紡ぐ声は止め処なくて笑い合えたならその言葉も嘘吐きだ雪が隠した明日と蟠り花束に似せて作られた悲しみも忘れたなら彼方 響いた歌も日日に新たもう一度だけ明日に繋げて忘れないでくれよ船も沈められたから諦めたかき混ぜた砂の中から石を見つけ出すくらいの愛を抱えられるだけくださいよそれだけのお話なのにまだ産まれてもないのに酷いノイズの嵐に狂わされ車さえどこにも行けなくなる様な気がしたのはあの環っかをくぐるためのものなのか観終わるまではそれまでお願い泣かないでと撫でる欠けることのない窓が透過した高架下 捨てられた扉も椅子もガラクタとなる兎角 夢の様に世界は終わるそれだけのお話でした

http://www.nicovideo.jp/watch/sm43561668