烏原貯水池(烏原水源地)

烏原貯水池(烏原水源地)

子供の頃は食用カエルの店もあった。鳥原村は、明治37年鳥原貯水池築造のため水底に没した。この村の地勢は、四面連山のなかに起伏があって、中央部のやや平坦なあたりに人家が点在し、水没時の戸数は98人414人であった。この村で生産される木皮細末の線香原料粉は、品質優秀で全国から需要があったといわれている。貯水池周囲の護岸には線香の材料づくりに使っていた石うす160個が利用されている。これらの石うすは貯水池築造の際に鳥原村の人々が水没によって離村するにあたり、その足跡を残し、また、神戸市の繁栄を願って記念に残したものである。このように護岸に石うすを使った例はめずらしく、デザイン的にもユニークなものとなっている。鳥原貯水池の概要着工明治34年6月完成明治38年5月(大正4年ダムの高さを 2.7mかさ上げし現在の高さとする)ダム名立ケ畑ダム設計者佐野藤次郎ダムの高さ33mダムの長さ122m貯水量1,315,139 m'

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