愛してないから。- 初音ミク

愛してないから。- 初音ミク

⚪️歌詞大丈夫、あなたのこと、愛してなんかないから、あと少し、もう少しだけ、そばにいさせて。夕闇が影を落としていく、あなたの憂いを帯びた横顔。こんなときには、一人泣いていたあの日のことを思い出すの。明日の形さえ定かじゃなかったころは、今ここに在ることだけが、ただ鮮明で。あなたを初めて見たとき、世界が塗り替わったような気がした。それでもずっと、ずっと、ずっと。大丈夫、あなたのこと、愛してなんかないから、あと少し、もう少しだけ、そばにいさせて。もし私がいなくても、あなたは生きていける。 それでいい、それでいいの。 強いあなたで。誰を傷つけることもないように、たった一人で歩いてきた人。そのくせして酷く強がりで、他人(ひと)を頼ることを知らない人。時間(とき)が刻んだ傷痕は、治らないまま。動き出した運命(さだめ)が、全てを狂わせた。守ってきたはずなのにね、って笑ってた、潰えた希望も夢も祈りも、抱きしめて。壊れることを恐れないで、私はここにいるよ。あなたがもう何を喪っても、辛くないように。今私が生きているのは、あなたがいてくれたから、生まれてきたことが間違い、なんて言わないで。大丈夫、あなたのこと、愛してなんかないけど、あと少し、もう少しだけ、そばにいるから。もしあなたの心の中、闇で満ちているなら、ひとりじゃない、私があなたの光になるよ。あと少し、もう少しだけ、共に生きよう。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm43572060