チベット征服に失敗し、乗って来た馬の馬肉を喰らったハルジー軍

チベット征服に失敗し、乗って来た馬の馬肉を喰らったハルジー軍

≈西暦1,206年3月ムハンマド・バフティヤール・ハルジー率いる軍が、現在のインドのシッキム州を経由してティースタ川を渡り、出発から16日目にチベットのチュンビ渓谷(現在の中国チベット自治区)に到着する。ハルジー達は、現地の村々から略奪を開始した。しかし、ベンガル地方の蒸し暑く湿気の多い平原に慣れていたハルジー達にとって、険しいヒマラヤ山脈の峠は不慣れな地形であった。チベット人は、ハルジー軍を罠に嵌めて多大な損害を与えた。ハルジーは撤退を決意し、ベンガル地方へ向けて敗走するが、チベット人は追撃しゲリラ戦を仕掛けた。ハルジー軍は大敗し、飢えた兵士は、生き残る為に自分たちの馬を食べる事を余儀なくされた。カムラップの平原を通過し、ティースタ川近くの丘陵地帯にある古い石橋を渡ろうとしたが、アーチが破壊され、対岸に渡るのが困難である事に気付いた。対岸に渡る際に多数の兵と馬を失い、渡る事の出来た兵はカムラップ山麓の部族長アリ・メックによって、カラトヤ川右岸に沿って北に向かって10日間、コチ族・メク族・タル族の土地を経由してデヴィコットにエスコートされた。デヴィコットに帰還した兵はハルジー含め僅か100名程度であった。宇宙一元化 公式HP https://universe-centralization.com/top.html

http://www.nicovideo.jp/watch/sm43653095