豪州など7ヶ国政府の検閲ネットワークがインターネット全体の検閲を求める動き

豪州など7ヶ国政府の検閲ネットワークがインターネット全体の検閲を求める動き

CIAに採用された社員がオーストラリアの「電子安全」担当として世界的なインターネット検閲を推進アメリカ生まれのジュリー・インマン・グラントは、政治家や官僚が恐れる自由な言論を検閲するための多国籍組織「グローバルオンライン安全規制ネットワーク」の主要設計者だ。オーストラリアの上院議員は昨日、Xのオーナーであるイーロン・マスクは刑務所に入れられるべきだと述べた。マスクが、Xに最近投稿された刺傷事件の動画を全世界から削除することを拒否しているからだ。ジャッキー・ランビー上院議員は「イーロン・マスクが何を言おうと、それはひどい行為だ。率直に言って、この男は刑務所に入れられ、鍵は捨てられるべきだ」と述べた。しかし、本当に忌まわしい行為は、一国の議員が全世界のインターネットを検閲することを拒否した人物の投獄を求めることだ。世界中のインターネットに何を掲載すべきかを決める権利は、どの国にも存在しない。マスク氏はXで「大統領、首相、裁判官に地球全体を支配する権限はない!」と答えた。彼の言う通りだ。ネット上の暴力的なコンテンツが不快なものになることがあるのは事実です。プラットフォームは、そうしたコンテンツに警告ラベルを貼り、未成年者が見ないようにする何らかの方法を見つけるべきだと思います。また、対処すべきプライバシーに関する懸念も実際にあると思います。しかし、オーストラリア政府がXに削除を命じたのは暴力だけではない。政府は政治的発言も標的にしている。そもそも、オーストラリア政府が気に入らない世界中のインターネット上のコンテンツ全体を検閲することを正当化できるものは何もない。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm43707477