【古琴の秘曲】広陵散【光源氏もひいた名曲】

【古琴の秘曲】広陵散【光源氏もひいた名曲】

趣向を変えて古琴の名曲です。古琴とは西周時代には現れ、後漢時代にはほぼ現在の形になり、それから二千年間そのまま受け継がれてきた大変古い楽器で、ユネスコの世界遺産にも指定されています。中国では最高の格式を誇る楽器で、知的エリート(文人)たちによって伝えられてきました。この曲は広陵散と言います。別名を聶政刺韓王曲。史記の刺客列伝のエピソードを描いたものです。かつて、竹林の七賢の一人、ケイ康が刑死に臨んでこの曲をひき、後には日本にも伝わって源氏物語の中では光源氏が「かうれう」としてひいた、秘曲中の秘曲です。古琴の曲としては相当の難度の曲に聞こえます。なお演奏者は李祥霆さんです。もっと中国音楽等を聴きたい方は mylist/12401854 までお越し下さい。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm7193601