東方昭和伝 第一章「若槻内閣と金融恐慌」(2/2)

東方昭和伝 第一章「若槻内閣と金融恐慌」(2/2)

続き。伊東巳代治はかつては伊藤博文の側近中の側近として明治憲法の起草にも参画した人物ですが、晩年は枢密院で老害化し、山縣有朋からも「早く死ねばいいのに」とまで言われていたそうな。若い時には優秀だった人が晩年になって老害化するのはなかなか辛いものがあります。日露戦争の英雄東郷平八郎元帥とか…前→ sm9000350  第二章→ sm9065534  <本章関連年表>昭和2年 (1927年)3月26日 - 台湾銀行が鈴木商店に新規貸出し停止命令。3月29日 - 荒木海軍大尉自決。4月2日 - 鈴木商店破産。4月3日 - 漢口事件。4月8日 - 第六十五銀行休業 - 株式相場大暴落。4月11日 - 日英米仏伊が武漢国民政府に南京事件に関する謝罪・責任者処罰を要求。4月12日 - 上海クーデター 4月17日 - 第1次若槻内閣総辞職。4月18日 - 蒋介石が武漢政府に対抗して南京に国民政府を樹立し中共排撃を宣言(国共分裂)。台湾銀行が在台湾店舗を除き全支店休業、近江銀行休業 - 全国に銀行取付け発生。4月20日 - 田中義一内閣成立

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