中村一義 生きている

中村一義 生きている

スヌーザー2007年12月号、収録アルバム太陽のレビューから引用『どうにも不格好なブレイクビーツで1曲目の”魂の本”が始まった瞬間、音の隙間から誰も彼もが殺伐とした諦念や甘えたシニシズムに次々と飲み込まれていくことに対する失望と落胆がポロポロと零れ落ちてくる。だが、何よりも中村一義最良の1曲、”生きている”だろう。苦い現状認識と自らの無力さの間で引き裂かれながら、それでも、命という廃車寸前の列車は軋みを立てながら、必死に祝福の汽笛を鳴らそうとする。この曲のあまりの壮絶さは、今も僕を戸惑わせ、泣かせる。』この人にしか書けない壮絶な歌詞が泣かせます。いい曲です。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm9540284