昆吾剣対打 内家拳的身体操作

昆吾剣対打 内家拳的身体操作

演武 山田英司・安田成男 昆吾剣は、太極拳などの内家拳的な動きを修得するのに、非常に有効な武器術です。 武器と素手の武術は密接な相関関係がありますが、とくに剣の動きは、太極拳などの相手の腕にからみつつ、ねばらせて、スキを見て崩し、攻撃するという動きに直結します。 いわゆる聴勁、化勁、発勁の勁の三代要素を最も端的に表現しているのが、中国の剣であり、その中でも昆吾剣は、内家拳的要素が色濃く現れています。 とくに、日本人は攻脈線という意識が、実体として希薄なため、片手で操作する剣で対人練習することにより、自然と攻脈線を意識する攻防意識と身体操作が養われることになります。 陳家溝に伝わる陳式剣も、その源流は不明ですが、昆吾剣と共通した動作と技の構造になっているので、その源流は何らかの共通点があったことが推察されます。 単体は私、対打の相手は安田成男氏です。(山田)

http://www.nicovideo.jp/watch/so19248798