JAXA筑波宇宙開発センター=実物大のISS「きぼう」日本実験棟を展示

JAXA筑波宇宙開発センター=実物大のISS「きぼう」日本実験棟を展示

 茨城県つくば市の宇宙航空研究開発機構(JAXA)筑波宇宙センターには、日本における宇宙開発技術の歩みを紹介する展示館「スペースドーム」が設けられている。 2010年7月にオープンし、年間30万人以上が訪れている人気の施設。1500平方メートルある敷地内には、試験で使用されていた実物大の人工衛星、ロケットエンジンなどがところ狭しと並んでいる。 特に目を引くのは国際宇宙ステーション(ISS)「きぼう」日本実験棟の試験モデルだ。地上からはるか約400キロメートル上空を飛行する「きぼう」が実物大で再現されている。船内実験室に入ることもでき、壁面に備え付けられた実験装置を一つ一つ確認できる。隣に設置されている宇宙ステーション補給機「こうのとり」も見逃せない。 このほか、日本の歴代ロケットや月周回衛星「かぐや」の試験モデル、小惑星探査機「はやぶさ」の1/2モデルなどを展示。記念写真を撮影できる船外活動用の宇宙服も用意されている。 スペースドームに隣接する施設「プラネットキューブ」では現在、企画展「The Earth Museum」を開催している(2013年5月12日まで)。ISSと陸域観測技術衛星「だいち」が撮影した地球で選りすぐりの写真を展示。また、連続した静止画を動画のように編集したタイムラプス映像も放映している。 展示館、企画展ともに入場は無料。開館時間は午前10時から午後5時まで

http://www.nicovideo.jp/watch/so20456115