News 2014年1月12日 ANA B747-400 伊丹空港飛来 遊覧飛行を実施

News 2014年1月12日 ANA B747-400 伊丹空港飛来 遊覧飛行を実施

1月12日 ANAは、3月末に退役する「ボーイング747-400D型機」 愛称 ジャンボ機が、遊覧飛行や格納庫での機体見学会のため、およそ8年ぶりに伊丹空港へ着陸しました。ジャンボ機は、退役イベント「伊丹ラストフライト」のため、羽田空港から伊丹空港へ乗客は乗らない回送便でフェリーされ、午前7時22分に着陸、7時33分にオープンスポットへ到着しました。伊丹空港へは、騒音問題解消のため、2006年3月31日をもって 3基エンジン以上のジェット機による商業運航禁止に伴い、4基エンジンのジャンボ機の就航を取りやめていました。今回ジャンボ機が伊丹空港への飛行が可能となったのは、商業飛行を行わず、遊覧飛行は、空港周辺5市の住民を対象に、無償の遊覧飛行を行うことで、ジャンボ機が退役する直前に飛来することが実現しました。格納庫では、事前に応募し当選した120組240名が、午前9時15分より機体見学会が行われ、そばで見ると迫力が有り、圧巻のジャンボ機を 普段見ることが出来ない機体や翼の真下で見ることが出来思い出の写真と撮り楽しんでいました。 おかえりジャンボ 「伊丹ラストフライト」の遊覧飛行は、池田市・伊丹市・川西市・宝塚市・豊中市の地元5市在住の住民を対象に、事前に応募し当選した 計200組400名様が無料で招待され、出発前、13番搭乗口では、酒の鏡開きが行われ、遊覧飛行となるNH2051便の出発を祝うセレモニーが開催されました。搭乗したのは、当選した計200組400名の他に、招待客や報道陣・関係者・乳幼児計471人と乗員14人が乗り、伊丹空港を、午後2時2分に出発し、2時26分に離陸しました。離陸後、通常の飛行より低いおよそ2万フィート・約6000メートルの高度で飛行し、機長は、上空から見える風景のアナウンスが入りました。搭乗客は、浜名湖や富士山・伊豆大島・関東都心上空を周り、東京スカイツリー・富士山を、いつもより低い巡航高度より眺め、遊覧を楽しみました。遊覧飛行を終えたジャンボは、午後3時45分に伊丹へ着陸。伊丹空港 初となる、消防車による放水アーチ「ウォーターサリュート」で迎えられ、10番スポットへ到着しました。かつては羽田-伊丹線など、幹線で主力機として活躍していたジャンボ機。8年ぶりに伊丹空港へ、1日限りの里帰りを終え、後は羽田空港への回送便の「フェリーフライト」を残すのみ。最後の勇姿を目に焼き付けようとする多くの人々が、展望デッキや空港周辺のウォッチングポイント、「千里川の土手」や「スカイパーク」に集まっていました。多くの人々に見守られる中、午後7時3分 伊丹空港で見るのが最後となるBoeing747-400D型機 愛称ジャンボ機は、羽田空港へ向け離陸しました。第2フィンガーでは、ANAグループ社員が横断幕を手に、伊丹最後の離陸を見送った後、滑走路側から展望デッキ側へ振り返り、展望デッキに集まった多くの人々に「ありがとうございました」と一礼。伊丹空港でのBoeing747-400D型機 愛称ジャンボ機によるフライトの歴史に幕を閉じました。

http://www.nicovideo.jp/watch/so22679594