小松基地 航空祭2014 News 2014/9/20

小松基地 航空祭2014 News 2014/9/20

2014年9月20日 土曜日 石川県小松市の航空自衛隊 小松基地で、航空祭が開催されました。今年は、若干 雲が出ていましたが、海から北西の風が吹き「視界が良く」「天候に恵まれ」る中、昨年より1万人多い、13万2千人の家族連れや航空ファンが訪れました。航空自衛隊は、今年7月1日に創設60周年記念を迎え、小松基地 第6航空団 第303飛行隊と 第306飛行隊のF15戦闘機が特別塗装され、地上展示と飛行展示を行い、急上昇や急旋回などの機動飛行を披露しました。小松基地は 昭和36年に開設され 日本海側唯一の戦闘機部隊が所在する基地です。日本海を隔てた諸外国との位置は近く、航空機でおよそ1時間という距離です。そのため、小松基地が果たす役割は大きく、主に日本海における対領空侵犯措置・国籍不明機の警戒,監視任務にあたっています。日本国の「空の守り」を固めるため、日夜任務に就き、訓練に励んでいます。航空祭は、その訓練の一部を披露し、航空自衛隊への理解を深めてもらう目的で開催されています。今年の展示飛行は、オープニングフライトで、F15戦闘機が2つの3機編隊で東西に別れ、次々と左右から編隊で会場を飛行し、その後、集合した6機の編隊飛行で会場を通過しました。また、UH-60Jもオープニングフライトで航過飛行を行いました。続いて、303飛行隊のF15戦闘機2機が次々と会場に侵入し機動飛行が行われ、8の字旋回や急上昇・急旋回しながら上昇するなど、戦闘機の機動能力の良さや、体に 最大8Gの重力がかかる中、正確な飛行を披露しました。岐阜基地から、F2(ツー)戦闘機が飛来し、機動飛行を行い、低空や高高度から何度も会場に侵入し、模擬対地射爆を行いました。続いて、306飛行隊のF15戦闘機2機が次々と会場に侵入し機動飛行が行われ、急旋回・急上昇・ゴーアラウンドなど、戦闘機の機動性能を披露しました。午前中 最後の展示飛行は、F15戦闘機3機による編隊飛行と救難隊のU-125AとUH-60Jによる救難展示が行われ、11時頃 午前の展示飛行が終了しました。午後12時35分からは、航空祭の目玉とも言える松島基地 第11飛行隊の「ブルーインパルス」による曲技飛行が行われ、6機が一指乱れぬ編隊飛行や ループ・ロール・背面飛行・ソロ演技など、高い操縦技術の曲技飛行を見た観客は、歓声を上げていました。また、大空のキャンバスに、ハートや星を描き、高度な飛行技術を披露し航空祭が終了しました。

http://www.nicovideo.jp/watch/so24532038