AGF、六本木に復興支援の期間限定カフェ開店=東北窯元製の器で無料コーヒー提供

AGF、六本木に復興支援の期間限定カフェ開店=東北窯元製の器で無料コーヒー提供

 味の素ゼネラルフーヅ(AGF)は東日本大震災からの復興を支援するプロジェクトの一環として「東北 器の絆ギャラリーカフェ」を27、28両日、六本木ヒルズ(東京都港区)の「ヒルズカフェ」で営業する。開店を翌日に控えた26日、式典が開催され、プロジェクトの支援を受けた窯元の当主らが出席。修復された窯で焼き上げられた器の数々が披露された。カフェでは、窯元製のカップに注がれたコーヒーが無料で提供される。 AGFは、2012年に「AGF<ブレンディ>東北 器の絆プロジェクト」を立ち上げ、復興支援を続けている。震災により施設が損壊した窯元を12年から13年にかけてサポート。今年7月には、窯元による親子陶芸体験教室が開催できるまで復旧が進んだ。今回、その歩みとともに東北のものづくりの素晴らしさを全国にアピールするため、六本木にカフェをオープンすることになった。 この日、イベントに参加した窯元の当主は、青森県「南部名久井焼」の砂庭大門さん、宮城県「堤焼 乾馬窯」の針生乾馬さん、同「末家焼ひろ窯」の加藤文夫さん、福島県「会津本郷焼 宗像窯」の宗像利浩さん。生まれ変わった窯で造り出された35作品と、陶芸教室で制作された101点の器が会場でお披露目された。 プロジェクトのサポーターを務める女優の原田知世さんは、窯元製のカップでコーヒーを飲み、「手作りならではのぬくもりを感じますし、東北の方々の温かさが伝わってきて、いつも以上においしいです」と笑顔で話した。 AGFの横山敬一社長は、「東北の方々の底力、心の温かさなど、さまざまな思いを感じていただければ」とカフェをアピールした。 カフェの営業時間は、27日が午前11時から午後7時で、28日は午後6時までとなっている。 プロジェクトではこのほか、今回参加した4窯元の器(コーヒーカップ&ソーサー)とブレンディ・インスタントコーヒーをプレゼントするキャンペーンを11月28日まで実施している。

http://www.nicovideo.jp/watch/so24555157