『日本沈没』、『復活の日』などの骨太な作品群を残した、日本SFを代表する作家小松左京。彼のキャリアは、戦後日本の復興の歴史と重っている。小松は当代一の流行作家であると同時に、大阪万博や花博の主要なプロデューサーのひとりでもあり、レギュラー番組を持つテレビ知識人でもあった。3.11を経て、再び復興の過程にあるこの国で、SFが果たすべき役割とはなにか。作家としての小松左京、プロデューサーとしての小松左京、知識人としての小松左京……。いまでは忘れ去られたその多面性を再検討し、新たなる小松像を語り尽くす。この3人だからこそできる、ディープでコアなトーク!(日本SF界の闇について裏話が聞けるという噂も飛び交っております)