日本ハム、1日限定の食堂開店=国産鶏「桜姫」をロバート馬場、美食へエスコート

日本ハム、1日限定の食堂開店=国産鶏「桜姫」をロバート馬場、美食へエスコート

 日本ハムは2日、国産鶏のブランド肉「桜姫」をアピールするイベントを東京都内で開催した。桜姫食堂と銘打った店舗を1日限定で開店。料理好きのお笑い芸人ロバート馬場さんらが監修した桜姫のオリジナルメニューを振る舞った。 桜姫は日本国内で生産された「銘柄鶏」。市場に多く出回るブロイラーと異なり、飼料や飼育方法など数多くの工夫が施されている。肉質はやわらかく、透明感のある桜色。鶏独特の臭みが少なく、ビタミンEは一般的な鶏肉と比べ3倍以上という。 同社が桜姫を発売したのは2001年。品質を考慮し、飼育から処理、販売まで一貫してグループ企業で対応している。現在の出荷数は年間2000万羽。3年後に3500万羽を目指す。 今回のイベントは、同社グループの年間売り上げの半分を占める食肉事業の紹介と消費者へのさらなる浸透を目的に開催。食肉販売としては過去にあまり例がないというテレビCMも手かげた。 この日、日本ハムは桜姫の特徴をPRするため、東京・千駄ケ谷のイベントスペース「ゴブリン千駄ケ谷」を桜姫料理を提供する食堂に衣替え。店長は、人気料理サイト「クックパッド」で公式ページを持ち、プロ並みの腕前と評判の馬場さんが務めた。 食肉製品の販売・提案などを手掛ける同社フードアドバイザーと共同開発したメニュー「藻塩ソテー」を馬場さんは鮮やかな手さばきで調理。桜姫を美食へとエスコートした。来店者はそのやわらかさ、ジューシーさに舌鼓。おいしいという声が室内にこだました。 馬場さんは、店長に任命され、「キングオブコントと獲った時より嬉しい」と興奮気味に話し、レシピのポイントを「桜姫がいい素材なので、それをどう壊さないようにするか、どう引き立てるか、そこに重点を置いた」と解説した。 同社は4日から2週間、関東エリアを中心に延べ100店舗で1万人を対象に試食会を開催する。小川貞一執行役員は、「いいお肉こそ、たくさんの人に食べていただきたい」とアピールした。 CMは3日から関東1都6県、静岡、山梨、北陸で放映。このほか、クックパッドで桜姫を使ったレシピも随時公開していく。

http://www.nicovideo.jp/watch/so26617715