ピックアップ:新疆へ「高温旅行」

ピックアップ:新疆へ「高温旅行」

7月に観光シーズンのピークを迎える中国北西部の新疆ウイグル自治区。トルファン市の鄯善(ピチャン)県では最高気温45℃以上を記録し、7月の平均気温も38℃に達している。  猛烈な熱波が襲う中で大多数の人が避暑に出かける一方で、クムタグ砂漠には灼熱の暑さと砂による独特の癒し体験を求め、毎日3000人以上の観光客が全国各地から集まっている。  熱い砂地に身を埋める「砂療法」はウイグル族の伝統療法だ。関節痛や腰痛、下肢痛などを緩和するとして、気温が上昇するにつれ大人気となっている。毎日午後5時ごろになると砂漠に日傘の花が咲き、地元住民や観光客がこぞって砂に入る光景が繰り広げられる。  ただ、この砂療法は心臓病や高血圧、皮膚病の患者、そして子供や高齢者には向いていない、医者の指示に従って体験するよう注意を呼びかけている。

http://www.nicovideo.jp/watch/so35386651