香港を守ろう」大規模集会に31万人が参加

香港を守ろう」大規模集会に31万人が参加

中国大陸への容疑者引き渡しを可能にする「逃亡犯条例」の改正案をめぐって抗議活動が起きた香港。20日には政府の立場や警察を支持する人々による大規模な集会が開かれた。  集会には主催者発表で31万人を超える香港住民と香港各界を代表する人々が参加した。「守護香港(香港を守ろう)」をテーマに掲げ、暴力に対する反対の意を表明し、香港の法と秩序を支持して街の安定と繁栄を守るよう声をあげた。  午後5時頃、「香港加油(香港がんばれ)」「警隊加油(警察隊、がんばれ)」「反暴力(暴力反対)」「保安寧(秩序を守ろう)」などのプラカードを掲げた人々が金鐘(アドミラルティ)の添馬(タマル)公園に続々と集まってきた。目の前に広がるビクトリアハーバーでは、10隻以上の漁船が巡航し、集会への支持を示した。  この日の集会では、参加者は「暴力に反対・警察を支持」、「分裂に反対・平和を守り」、「攻撃に反対・経済を維持」、「香港を守り・全員団結」と4つのテーマについて、支援を呼びかけた。  「逃亡犯条例」の改正案をめぐり6月上旬から抗議活動が起こり、今月1日には抗議者の一部が立法会ビルに突入・占拠して施設を破壊する事件が発生、対立が激化した。

http://www.nicovideo.jp/watch/so35436560