北京・上海など中国各地でゴミ分別の取り組みが進化

北京・上海など中国各地でゴミ分別の取り組みが進化

今年から中国各地で「ゴミ分別」の取り組みが加速している。上海では7月1日から、ゴミ分別を徹底させる条例が正式に施行された。  中国の都市で排出されるゴミは一般的に、「台所ゴミ」「有害ゴミ」「資源ゴミ」「その他のゴミ」の4種類に分けられている。  人口2000万人以上、1日当たりの生活ゴミの排出量は2万6000トンにものぼる北京。ゴミ分別システムに人工知能を応用し、今年末までに60%の世帯に、来年末までに90%の世帯で実施する見込みだ。  北京では、ゴミ回収箱の近くでゴミ袋に印刷されたQRコードをスキャンすると、適応するゴミ箱の蓋が自動的オープンするなどのシステムも導入されている。分別できない世帯には教育を、正しく分別した世帯はアカウントでポイントを貯め、日用品などを交換できるなど様々な賞罰政策も打ち出されている。

http://www.nicovideo.jp/watch/so35440599