中米貿易交渉は30日上海で再開、米農産物の新規購入とは無関係

中米貿易交渉は30日上海で再開、米農産物の新規購入とは無関係

30日から31日にかけて上海で、中米経済貿易ハイレベル協議が再開する。中国商務部の高峰報道官が25日の定例記者会見で発表した。  5月に行われた第11ラウンドの中米経済貿易ハイレベル協議が「物別れ」に終わり、米政府は2000億ドル相当の中国輸入品に対する関税率を10%から25%に引き上げた。今回は貿易をめぐる中米間の緊張が激化して以来、初の中米協議となる。  G20大阪サミットの期間中に習近平国家主席と米国のトランプ大統領が会談を行い、両国は平等と相互尊重に基づいて経済貿易協議を再開することで合意した。 高報道官はまた、米国の農産物の新規購入が中米間貿易交渉再開の条件の1つだという推測に反論し、国内市場のニーズを満たすために商品を購入すると述べ、最近一部の中国企業が米国の農産物を購入しはじめたことは中米間の貿易交渉の再開とは関係ないとした。  農産物の輸入業者に対し輸入関税を免除するかどうかについて、関連部門が検討しているという。

http://www.nicovideo.jp/watch/so35453349