香港行政長官「暴力行為で香港は奈落の底に突き落とされる恐れ」

香港行政長官「暴力行為で香港は奈落の底に突き落とされる恐れ」

香港特別行政区の林鄭月娥行政長官は13日、香港での大規模な暴力活動を厳しく非難し、暴力で香港は奈落の底に突き落とされ粉々に破壊されてしまう恐れがあると強調した。  林鄭月娥行政長官は記者会見で、この一週間、暴力的な抗議者が駅や空港をブロックし大規模な破壊行動を行ったことや、香港国際空港での座り込みによって12日午後に発着する全便が欠航になるなど、多くの人々が影響を受けたと述べた。  林鄭月娥行政長官は、多くの違法な行為が香港の法治を破壊したとした。抗議者は正義の名のもとに司法機関を激しく攻撃したが、3万人からなる警察部隊は香港の法治を守る責任があるので、警察と警察署を攻撃することは決して容認できないものだと述べた。   林鄭月娥行政長官は、現在の最重要事項は暴力を止め、法治環境を維持し社会秩序を取り戻すことだとし、達成できれば誠実な対話と社会の調和が再構築できると述べた。  香港はすでにひどく傷つけられ、回復するには相当長い時間が必要になるとした。  犯罪人引渡条例の改正案をめぐって起きた抗議は2ヶ月以上続いている。改正作業は停止されていると示されたが、暴力的なデモの収束は見えていない。

http://www.nicovideo.jp/watch/so35544039