山東省煙台市の新自由貿易試験区、中日特色産業パーク建設へ

山東省煙台市の新自由貿易試験区、中日特色産業パーク建設へ

6つの新しい自由貿易試験区の設立計画が26日に発表された。山東省、江蘇省、河北省、雲南省、黒竜江省、広西チワン族自治区の6地域の中で、特に、山東省では日本との協力推進も注目されている。   山東省の新自由貿易試験区は、新旧の原動力を発展へ転換させ、中日韓経済・貿易協力に向けて海洋経済を発展させるという特色が掲げられた。そのため、貿易・投資の利便化改革、イノベーション協力などの分野における試行を実施し、国際地域協力の見本を建設することになる。  済南、青島、煙台の3エリアが含まれる新自由貿易試験区のうち、煙台エリアの面積は29.99平方kmにおよび、中韓煙台産業パークや煙台保税区の2つの国家級エリアが含まれる。  また、日本との技術導入、産業協同、プロジェクト共同建設、長期化貿易、第三国市場の共同開拓などの分野における包括的協力を推し進めるために、中日特色産業パークも建設されることになる。  そして、生鮮食品の流通ルートをいっそうスムーズにするために、日本と韓国の生鮮食品種目の制定に積極的に参与し、中日韓互恵的貿易の利便化を加速させる。  中国の自由貿易試験区は、新たな6ヶ所をあわせて18カ所に達する。いずれも、新型の外国投資管理、貿易の円滑化、政府機能の改革に試み、経済と国際慣行をよりよく統合するための改革と開放の先駆者として機能することになる。

http://www.nicovideo.jp/watch/so35622203