AIサミット2019が上海で閉幕 無人運転などが急速に発展

AIサミット2019が上海で閉幕 無人運転などが急速に発展

上海市が国務院の国家発展改革委員会などと共催する「2019年世界人工知能大会」が8月31日に上海で閉幕した。大会には、300社以上の国内外の企業が出展、約70回のサブフォーラムを開催、520名以上の専門家、企業代表が演説・討論に出席し、60以上の国・地域からの24万人が参加した。 今回の大会では、上海自由貿易区臨港パークは初お披露目となり、自動運転などの分野におけるAIの急速な発展ぶりを見せた。工業情報化部は、車の自動運転の検証道路も臨港パークに設置されると発表した。 2018年10月に自動運転トラックの試運転ナンバープレートを出すことができる中国初の都市になった上海では、歩行者・自動車・自転車・ナンバープレートなどをリアルタイムに検知・識別できる人工知能による自動運転の最新技術をエーダスに応用することも期待されている。 また、人工知能産業を育成するために浦東新区で整備中の張江人工知能島では、自動運転のゴミ収集車が自動的にゴミ箱が置かれた場所を検知し、ゴミを出し、車庫に戻り充電するなど様々な作業が実現されている。 次回の世界人工知能大会は、2020年7月に上海で開催される予定。

http://www.nicovideo.jp/watch/so35631693