日本で消費税が10%に

日本で消費税が10%に

日本では1日、消費税が8%から10%に引き上げられ、5年ぶりの増税となった。それによる消費の冷え込みを最小限におさえるため、日本政府と企業がそれぞれの措置を講じている。 ほとんどの物品やサービスが増税対象となる。東京都内の主要な高速道路の通行料が20円(約1.2元)上昇したほか、日常生活と緊密に関わる鉄道や医療、電力、ガスなどの価格も上がった。 消費者を店頭までに惹きつけるため、企業は販売促進に向けた様々な取り組みを行っている。 過去2回の消費税増税では、国内総生産(GDP)の半分程度を占める個人消費が大きく落ち込んだ。特に2014年の5%から8%への増税で、個人消費が前年比で2.6%減少した。それを踏まえて、政府は今回、増税が子育てや高齢者などへの社会保障に充てると強調するとともに、各種の措置を講じている。 日本政府は、消費税増税などの措置を実行に移すにつれ、2019年度の税収が記録を更新すると示した一方、社会保障費や防衛費、そして予算の規模も引き続き拡大するため、国債発行を継続していく。財政赤字が緩和されないと表明した。

http://www.nicovideo.jp/watch/so35783237