武漢の病院建設をライブ配信、映像アプリ「央視頻」で5000万人超が視聴

武漢の病院建設をライブ配信、映像アプリ「央視頻」で5000万人超が視聴

新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大を防ぐことを目的として、武漢市では現在、新型肺炎の特設病院である「火神山病院」と「雷神山病院」の建設が急ピッチで進められている。その建設現場の様子が、中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ/CMG)傘下の映像アプリ「央視頻」からライブ配信されている。30日午後時点で、視聴者数が5000万人を突破した。  各建設現場に2台ずつ計4台のカメラが設置され、視聴者が異なる角度から建設現場を鳥瞰できる。27日から始まった映像アプリのライブ配信にはBGMや解説が一切なく、建設現場の映像と音声だけが流れ続けている。配信ページにはリアルタイムにコメントを書き込む機能もある。この凄まじいスピードで進む「神がかった工事」を目にした視聴者が、「外出できずにストレスを溜めていたが、勇気づけられた」「頑張れ、武漢!頑張れ、中国!」といった感謝と応援のコメントを書き上げており、30日午後1時47分時点で5000万人を突破した。  新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大の中心地となる武漢では、患者を集中的に収容するため特設されている火神山病院と雷神山病院はそれぞれ、武漢近郊の蔡甸区と江夏区に位置し、新型肺炎と戦う新たな拠点として世界から注目を集めている。  火神山病院の工事が24日から始まり、病室や診察室、消毒室などを含む総面積が3万3900平方メートルで、2月3日から運用開始となる見通しだ。  一方、雷神山病院は25日から工事が始まり、2月5日に使用される見通しとなっている。

http://www.nicovideo.jp/watch/so36300846