中国本土、感染者46人増、36人は海外からの入国者(14日24時まで)

中国本土、感染者46人増、36人は海外からの入国者(14日24時まで)

中国国家衛生健康委員会は15日、14日0時から24時までに各省(自治区、直轄市)と新疆生産建設兵団から受けた報告を発表した。14日0時から24時までに中国本土で新たに確認された感染者は46人増え、うち36人が海外から入国した人で、黒竜江省で8人、広東省で2人の感染が確認された。 14日0時から24時までの間、死者1人(湖北省)が増えた。新規疑似患者が11人増、その内訳として、10人が海外からの入国者(黒龍江省5人、上海4人、遼寧省2人)で、遼寧省で1人の疑似患者が増えた。  また、新たに完治・退院した人は78人、1058人の濃厚接触者が医学的観察を解除され、重症患者は3人減少した。 海外からの入国者で累計で904人の感染が確認され、そのうち、重症患者が45人である。現時点では、疑似患者が72人で、累計では、感染者が1500人になり、完治・退院した患者が596人で、死亡した人がいない。 14日24時時点で、中国本土で確認された感染者は1137人(うち、重症患者113人)になった。これまでの累計では、完治・退院した人は7万7816人、死者は3342人、確認された感染者は8万2295人となっている。疑似患者数は73人となり、累計で濃厚接触者が72万1295人で、今も医学的観察を受けている人は8309人となっている。 湖北省では14日に新規感染者がなし、完治・退院した患者数は39人(武漢市39人)増、死亡した人が1人増えた。14日24時時点での湖北省の感染者数は179人(武漢市179人)で、うち重症患者が57人(武漢市57人)となっている。 これまで、累計では、湖北省で完治・退院した人は6万4402人(武漢市4万7250人)、死者は3222人(武漢市2579人)、患者は6万7803人(武漢市5万8人)となっている。14日時点では疑似患者がいないし、新規疑似患者もいない。 また、無症状感染者については、14日までに、全国累計で6764人の無症状感染者(海外からの入国者588人)が確認され、うち1297人(251人が海外から入国)に症状が出て感染者と判定。4444人(入国者109人)が医学的観察を解除され、合わせて1023人(入国者228人)が経過観察の対象となっている。 このほか、香港特別行政区、マカオ特別行政区および台湾地区での感染者数は累計で1450人となり、うち、香港1012人(完治・退院434人、死亡4人)、マカオ45人(完治・退院15人)、台湾393人(完治・退院124人、死亡6人)となっている。 14日、武漢市を除く湖北省では1月20日以来初めて確診症例者・疑似症例者「0」が実現した。現在、武漢市での確診症例者数は200を下回っている。中国本土で10人の新規感染者と54人の新規無症状感染者が報告され、2週間以来最多となった。コミュニティ・発熱外来と疫学調査という3つの防御線を張り、パブリックスペースに対する科学的かつ正確な予防・抑制措置を引き続き推進し、感染拡大の再来につながる手落ちをなくさなければならない。

http://www.nicovideo.jp/watch/so36683146