秦嶺山脈で希少動物の珍しい瞬間を撮影に成功 パンダやターキン多数

秦嶺山脈で希少動物の珍しい瞬間を撮影に成功 パンダやターキン多数

陝西省動物研究所はこのほど、秦嶺自然保護区に設置された赤外線カメラが、野生のジャイアントパンダやターキン、ヒョウ、コビトジャコウジカなどさまざまな希少動物の姿を捉えたと発表した。  観音山国家自然保護区にある笹の森で野生パンダが撮影されたほか、保護区中心部の標高の高い密林で、赤ちゃんを連れて餌を探すターキン家族の姿もキャッチされた。また、今回初めてコビトジャコウジカも観測されたという。   陝西省動物研究所は2017年に、仏坪国家自然保護区、観音山国家自然保護区、及び保護区外の3箇所に観測地点を設置した。今までの3年間で、パンダ、ターキン、コビトジャコウジカ、ツキノワグマなど多くの野生動物の姿を捉えた。その中で、ヒョウが今年初めて保護区外でも観測され、保護区外でも群れになっていることだ。  中国の「生物遺伝子プール」とも呼ばれる秦嶺自然保護区では、陸生動物580種以上、種子植物3800種以上が生息している。うち、中国国家一級重点保護動物12種、国家二級重点保護動物63種が含まれている。

http://www.nicovideo.jp/watch/so36718050