他人に無実の罪をなすりつけようとする米国政治家

他人に無実の罪をなすりつけようとする米国政治家

米国国内の感染症の流行状況が日増しに深刻になるにつれ、米国の一部の者は事態が急迫するなかで、あきれたことに中国を起訴し、賠償を求めるという悪巧みを企んだ。これらの他人を罪に陥れようとする悪意ある乱訴は、法的根拠・事実根拠が全くなく、「盗賊が他人を盗賊呼ばわりする」荒唐無稽な劇にすぎない。   感染症が発生して以来、米国の一部政治家は民衆の生命の安全を第一に考えることなく、常に政治的利益を最優先して活動している。そのため、今日に至っても、国内の感染者数が世界で最も多いという事態が続いている。心にやましいことがあるから、彼らは他人に無実の罪をなすりつけ、自分たちが感染対策に力を入れてこなかった責任を押し付けようとしているのだろう。こうしたやり方は、法律、事実、国際社会の正義が許すものではない。   第一に、こうしたやり方には法的根拠がない。主権免除の原則によると、主権国家及びその政府の行為または財産は外国の裁判所の管轄と執行に服さないとされる。それを知りながらなおも悪意のある起訴をするのは、根本的に政治目的からくるものだ。   第二に、こうしたやり方は事実的根拠がない。ミズーリ州のシュミット検事総長は起訴状で二つの理由を述べた。一つ目は、中国の報告する国内の感染症関連のデータは偽りだと中傷するもので、二つ目は、中国政府はマスクと他の個人用防護具を「買いだめ」していると「告発」するものだ。こうした非難は事実の検証にまったく耐えられるものではない。   第三に、こうしたやり方は国際社会の正義に反する。感染症の前では、全人類が被害者だ。国際社会には、公共衛生に関する出来事によって、ある国が特定の国や民族に「賠償」を求めた前例がない。   現在、米国で感染が確認された患者は86万人を超えている。だが、米国の一部政治家は依然「レッテル貼り」と「責任を他人になすりつける」政治操作に夢中になっている。これによって米国の人々は間違いなくより大きなリスクにさらされているだろう。

http://www.nicovideo.jp/watch/so36743495