WHAの決定は「台湾独立」に対する国際社会の態度

WHAの決定は「台湾独立」に対する国際社会の態度

 第73回世界保健総会の議長はこのほど、「今大会では個別の国が提出したいわゆる『台湾がオブザーバーとして世界保健総会(WHA)に参加』という提案について討議することはしない」と発表した。これを受けて、国務院台湾事務弁公室の馬暁光報道官は19日、「これは『台湾独立』には活路がないことを再び表明したものだ。WHAで台湾に関する問題を提起して、煽ることは人心を得ないものである。『一つの中国』の原則は国際社会の共通認識、人心の向かうところであり、大勢の赴くところでもある」と強調した。  世界保健機関(WHO)は主権国家からなる国連の専門的な機関である。台湾は中国の一つの地区として、WHOの年次総会である世界保健総会(WHA)に参加する資格はないとされている。民進党当局は4年連続していわゆる「友邦」を通して、WHOの年次総会で台湾に関する提案を提出したが、結局は失敗に終わった。「世界には一つの中国しかない」とする確固たる事実である揺らぐことのない原則がその理由だ。これは横暴なアメリカでも変えることができない事実だ。  事実が証明しているように、新型コロナウイルスによる肺炎の発生以来、台湾は予防・抑制情報の入手や支援のルートを順調に進めている。18日現在、中国大陸が台湾地区と行なった感染拡大に関する情報と技術資料の共有は155回に上る。中国台湾地区の衛生分野の専門家は、16回延べ24人がWHOの技術に関する活動に参加した。これにはWHO事務局の感染状況や科学研究に関する会議などが含まれている。ただ「反中国」のために嘘をつき、台湾の一般市民を欺いて「台湾独立」を図る言動は、だれからも相手にされることはない。

http://www.nicovideo.jp/watch/so36898786