李総理「発展は依然として、中国のすべての問題を解決する基礎とカギである」

李総理「発展は依然として、中国のすべての問題を解決する基礎とカギである」

第13期全国人民代表大会第3回会議が28日午後、北京の人民大会堂で閉幕した。その後に行われた記者会見で、李克強総理は「発展は中国のすべての問題を解決する基礎とカギである」と述べた。  <李総理>  「まずは、メディアのみなさんがこの特殊な時期に、特殊な困難を乗り越えて、中国の『両会』について報じていることに対して、感謝の意を表したい」  「両会」とは、国家の最高権力機関および立法機関として位置づけられる全国人民代表大会と、多党協力と政治協商の重要機構である中国人民政治協商会議の年次会議を指す。通常3月に開催されるが、今年の第3回会議は、新型コロナウイルスの発生により、2か月以上延期され、政協は21日、全人代は22日に開幕した。  李総理は記者会見で、世界経済が新型コロナウイルスの影響で打撃を受けているなか、世界経済に深く溶け込んでいる中国経済がその影響を免れることは不可能だと指摘した。  その上で、中国は必ず今年の任務と目標を達成し、小康社会(ややゆとりのある社会)を全面的に完成できると表明した。  <李総理>  「発展は依然として、中国のすべての問題を解決する基礎とカギである。『六つの確保』(住民雇用、基本的な民生、市場主体、食糧・エネルギー安全、産業チェーン・サプライチェーン安定、末端組織稼働の確保)の任務を成し遂げれば、特に最初の3つの確保を達成できれば、中国経済の今年のプラス成長を実現することができる。そのうえで、ある程度の成長幅を維持し、中国経済の安定した発展を推し進めるよう努力しなければならない」

http://www.nicovideo.jp/watch/so36939478