北京で新たな感染者相次ぐ、関連のある卸売市場を閉鎖

北京で新たな感染者相次ぐ、関連のある卸売市場を閉鎖

北京市は13日、新型コロナウイルス感染予防・抑制に関する記者会見を行い、12日午後4時から夜12時までに、北京で新たに4人の新型コロナ感染者が確認されたと発表、関連状況を明らかにした。 北京市では12日まで2日連続で新型コロナウイルスの新規感染者が確認された。12日の新規感染者はあわせて6人となっている。  北京市疾病予防管理センターの龐星火副主任は、いずれの感染者も「新発地」という農産物卸売市場と関係があったと発表した。  12日午後4時から夜12時までの間の確認された新規感染者4人のうち、3人は新発地農産物卸売市場の従業員で、もう1人は新発地関連の感染者の濃厚接触者だった。 <北京市疾病予防管理センター 龐星火副主任> 「この数日、北京市で相次いで新型コロナウイルスの感染者が確認された、昨日報告した1人が北京を出たことがあると判明したが、12日確認された6人はこの2週間北京を離れておらず、国外の人や湖北の人と接触したことも無い。伝染病学調査の結果、今回の新規感染者は新発地という農産物卸売市場に関係があることが判明した。感染者に関連する外部環境からの採集と、核酸検査の結果、陽性となった」 これを受けて、疾病予防抑制部門は、北京市全体の卸売市場と大型スーパーで徹底した検査を行っている。 <北京市疾病予防管理センター 龐星火副主任> 「市場の従業員1940人を対象に核酸検査を行った。結果、新発地で採集した517サンプルのうち、45人が咽頭スワブで陽性となった。また、もう1人、海淀区にある市場で陽性となったのは新発地の感染者の濃厚接触者だった。合わせてこの46人は今のところ症状は出ていない、隔離観察下におかれている」 感染者全員が指定病院に移送された。新発地農産物卸売市場は13日午前3時から封鎖され、店舗内の消毒などを徹底する。

http://www.nicovideo.jp/watch/so37026623