外交部、米国に「チベット関連問題につけこんでの中国への内政干渉を直ちに取りやめるよう」促す

外交部、米国に「チベット関連問題につけこんでの中国への内政干渉を直ちに取りやめるよう」促す

中国外交部の趙立堅報道官は定例記者会見でチベット関連問題で米の一部政治家にビザ発給制限についてコメントした。 中国は、米国の関連措置に断固として反対する。米国の誤った行動に対し、中国はチベット関連問題で卑劣な言行を繰り返している米の一部政治家に対するビザ発給の制限措置を発動することを決めた。中米関係と両国の交流と協力にこれ以上の損害を加えないよう、チベット関連問題につけこんでの中国への内政干渉を直ちに取りやめるよう米国に促す。  米国のいわゆる「チベット相互入国法」について、中国側はすでに何度も厳正な立場を表明している。チベットの事務は純粋に中国の内政に属し、いかなる外国勢力の干渉も許さない。中国が対外開放政策をとることにより、チベットは開放されたチベットであり、外国人のチベットへの進出を制限する規定を設けたことがない。チベットは毎年多くの外国人観光客と各界の人士を受け入れている。   昨年、チベットが受け入れた国内外の観光客は年間で延べ4000万人を突破した。駐中国米大使のテリー・ブランスタッド氏も昨年チベットを訪問し、チベット自治区人民政府の多くの部門と座談会を開き、その関連報道をメディアで見ることができる。これは外国人がチベットを訪れることに制限がないことを示している。 チベットの特別な地理的および気候的条件などの要素を考慮して、中国政府は法律と規則に基づいて外国人のチベット訪問に対して一定の管理と保護措置をとっているが、これは完全に必要であり、非難すべきところがない。中国はより多くの外国人が中国のチベット地区へ訪問、観光、商業を行うことを歓迎しており、この政策は変わらないが、前提は中国の法律と関連規定を遵守し、必要な手続きを履行しなければならないことである。

http://www.nicovideo.jp/watch/so37164401