中国東部・江西省で豪雨による洪水が多発、対応強化

中国東部・江西省で豪雨による洪水が多発、対応強化

豪雨による甚大な被害を受けた江西省は、全省を挙げて洪水対策に力を入れている。  9日夜、上饒市鄱陽県の中洲圩の堤防が決壊し、決壊口は約180メートルにも及んでいる。  これまでに、500人余りが昼夜を問わず現場で修復作業を続けている。  決壊による洪水で、農地や住宅地が水没し、約3万4000人の命と財産の安全が脅かされている。  地元当局は全住民を安全な場所に避難させた。  洪水による被害で、揚子江沿いの彭沢県棉船鎮に住む7000人以上の住民も避難を余儀なくされている。  13日12時時点で水位は21.13メートルに達し、警戒水位を3.03メートル上回った。翌14日15時時点で、地元政府はフェリーで3000人以上の住民を安全な場所に避難させた。  12日には、永修県の三角聯圩の2万人余りの住民が避難している。  そのうち2300人余りが臨時避難所となった学校に避難した。地元政府は生活必需品を調達、企業や個人も物資を寄付するなどの支援を行なっている。

http://www.nicovideo.jp/watch/so37194335