【角川武蔵野ミュージアム】《最後の晩餐》:米谷健+ジュリア展・作品解説/ Ken + Julia Yonetani from Kadokawa Culture Museum

【角川武蔵野ミュージアム】《最後の晩餐》:米谷健+ジュリア展・作品解説/ Ken + Julia Yonetani from Kadokawa Culture Museum

角川武蔵野ミュージアム4階の展示室、エディット アンド アートギャラリーにて、2020年11月6日(金)~2021年3月7日(日)開催の「米谷健+ジュリア展 だから私は救われたい」にて出品された作品のアーティストご本人たちによる作品解説です。美とユーモアと毒を併せ持つ彼らの作品は 現代アートの重要な要素である社会性をテーマにしています。それぞれの作品に込められた思いを、アーティストの言葉でお聞きください。《最後の晩餐》2014年 塩オーストラリア南東部に広がるマレー・ダーリング盆地は、オーストラリア最大の食料生産地域(国内の生鮮食品の9割を生産)。しかし、大規模農業による過度の灌漑により、塩分濃度の高い地下水が地表に上昇する塩害が進行し、気候変動による高温少雨も重なって農業継続が困難となってきている。そのため、毎年55万トンの塩水を地下から汲み上げて、塩分濃度の高い地下水の増加を食い止めるようとしている。この塩水から精製した塩を用いたのが、本作である。2010年の9月から12月にかけての、マレー・ダーリング盆地の中心部にあるミルデューラでの滞在時に抱いた塩への興味をきっかけに、気候変動など地球規模の環境破壊に加え、放射能汚染、食品添加物、遺伝子組換え、農薬、化学肥料などによる食の安全性に対する疑念と不安をもとに制作した。角川武蔵野ミュージアム https://kadcul.com/# 角川武蔵野ミュージアム #米谷健+ジュリア #ところざわサクラタウン

http://www.nicovideo.jp/watch/so38119340