[環境音​] 研磨盤で石を削る音 山口県宇部市 赤間硯の里 [EMOCAL]

[環境音​] 研磨盤で石を削る音 山口県宇部市 赤間硯の里 [EMOCAL]

赤間硯の里赤間硯とは、山口県の宇部市と下関市のみで作られている硯のことです。その歴史は古く1191年に鎌倉の鶴岡八幡宮に奉納されたと言われています。赤間硯は赤間石を使って作られており、職人自身が坑内で採石を行う事でも知られています、職人には石を見極める目に加えて採石に使われる火薬を取り扱う技術も必要となり、採石ができるようになるまで10年近くかかるとされています。また赤間石は他の硯石と比べきめが細かく、墨をするために必要な石英や長石、鉄分の微粒子が多く含まれていいます。墨を磨ると延びの良い墨液ができることから、高い実用性を持つ硯と言えます。また赤間石は粘りが強い特徴があり、細工をしても欠けにくい事から立体的な彫刻が可能です。熟練の匠の技が硯面に表現された細工硯も、赤間硯の魅力のひとつです。実用性と芸術性、2つの特徴に秀でている赤間硯は1976年に国指定伝統的工芸品に選ばれました。EMOCAL「赤間硯の里・研磨盤で石を削る音」今回は赤間硯の里にお伺いし、赤間硯の内彫りを行なう前の作業で、ひび割れの原因になる熱を石に与えないように、職人が自ら作った研磨盤で赤間石を平らに削る音を収録いたしました。国指定伝統的工芸品にも選ばれた歴史ある赤間硯とそれを生み出す熟練の職人の歴史が詰まった音をお聴きください。【制作】EMOCAL Project https://catchystuck.jp/emocal/ ​【協力】■山口県赤間硯生産協同組合■赤間硯の里■宇部フィルムコミッション http://www.ube-film.com/ ■(一社)宇部観光コンベンション協会 https://ube-kankou.or.jp/

http://www.nicovideo.jp/watch/so40635601