⑦ 工業・情報化部 部長「5Gカバー率をさらに拡大、6G開発加速へ」

⑦ 工業・情報化部 部長「5Gカバー率をさらに拡大、6G開発加速へ」

中国の最高権力機関、日本で言えば国会にあたる「全国人民代表大会(全人代)」が3月5日から3月13日北京で開催されます。日中ホットラインでは、その開幕式を国営テレビ局である中国中央広播電視総台からの映像提供で9時より同時通訳付きで生中継いたします。チャンネルURL:  https://live.nicovideo.jp/watch/lv340316932Storyline 工業・情報化部の金壮龍部長は5日、第14期全国人民代表大会第1回会議前の代表インタビューに応じた。中国は5Gネットワークのカバレッジをさらに広く深く拡大し、同時に6G技術の研究開発を推し進めるとして、金壮龍部長は「2023年末までに全国の5G基地局は計290万以上に達することになる」と示した。<工業・情報化部 金壮龍部長>「次のステップの重点は、5Gの良好な発展の勢いを維持することだ。具体的な措置は『建』『用』『研』の3文字で要約される。『建』とは基地局を多く建設することで、今年は5G基地局を60万カ所新設・開通し、計290万カ所とする。5Gは今、多くの都市部では導入済みだが、より良くカバーしようとしている。農村地域では県ごとにカバーを実現しているが、次の段階で引き続き延長し、工業団地のカバレッジはより拡大させなければならない」<工業・情報化部 金壮龍部長>「そして『用』は、5Gの応用を拡大することで、『5G+』行動計画を実施する。国民経済の大分類の中で応用規模を拡大しなければならないと言ったが、それ以外でも、製造業にはもっと力を入れなければならない。『5G+インダストリアルインターネット』の力添えが、製造業の飛躍的発展にとって非常に重要であることは周知の通りだ。第14次五カ年規画期間中に『5G工場』1万カ所以上を建設する計画だ」2021年、工業・情報化部は国家発展改革委員会など9つの政府部門とともに、5Gの統合と応用を調整し経済と社会の発展の新たな推進力を育成することを目的とした5G開発に関する3カ年計画(2021~2023年)を発表。工業・情報化部は、5G応用の成功事例の経験を活かして6G開発の研究を推し進めると金壮龍部長は示した。<工業・情報化部 金壮龍部長>「『研』とは研究のことだ。5Gの発展過程から見て、政府・企業・研究機関の役割をしっかり発揮すると非常に効果が高い。そこで我々は5Gの経験を総括・普及し、産業界が6G推進チームを結成して生産・学習・研究・応用活動に集中的に力を入れ、国際協力を強化し6Gの研究開発を加速することを支持している」

http://www.nicovideo.jp/watch/so41894294