「純利益」JR九州は311億円、西鉄は184億円 ともに2期連続黒字~2022年度の決算

「純利益」JR九州は311億円、西鉄は184億円 ともに2期連続黒字~2022年度の決算

鉄道2社の昨年度の決算が発表されました。JR九州、西鉄ともに2期連続の黒字となっています。◆JR九州 鉄道事業も3年ぶり黒字JR九州の2022年度の決算は、純利益が311億円と2期連続の黒字となりました。移動需要の回復などが牽引し、売上高にあたる営業収益は前の年度と比べて537億円増の3832億円。鉄道の利用による収入もコロナ前の8割まで戻り、鉄道事業も3年ぶりの黒字です。JR九州 古宮洋二社長「どんどん黒字は拡大していかないと、前のレベルを達成することがひとつの目標」今年度の業績予想では、営業収益が4170億円、純利益は407億円の黒字を見込んでいます。◆西鉄 運輸・サービス業が回復傾向西日本鉄道は、昨年度の純利益が前の年の2倍近い184億円の黒字となったほか、営業収益は約16%増の4946億円で、2期連続で過去最高となりました。好調な国際物流事業に加え、新型コロナによる行動制限が緩和されバス・鉄道などの「運輸業」や「レジャー・サービス業」が回復傾向となったことが要因と説明しています。西鉄 林田浩一社長「ウイズコロナに馴染む形での動きが始まりつつあったこととか、需要の一定程度の回復につながって過去最高の利益の決算を迎えることができた」今年度の業績予想は96億円の黒字を見込んでいます。

http://www.nicovideo.jp/watch/so42207517