「泥は…おいしいです」干潟でユニークな競技 “ガタリンピック” 4年ぶりに開催

「泥は…おいしいです」干潟でユニークな競技 “ガタリンピック” 4年ぶりに開催

有明海の干潟で泥だらけになりながらユニークな競技に挑戦する「ガタリンピック」が、4年ぶりに帰ってきました。今年の新人記者も、全力で挑戦してきました。◆「泥にまみれたい」干潟でガタリンピック有明海の干潟で行われる、佐賀県鹿島市の名物イベント「ガタリンピック」。新型コロナの影響で4年ぶりの開催となった2023年のテーマは「リスタート」、世界15の国と地域から約1500人が参加しました。参加者「泥がいいのだー!」「優勝するぞおぉー」「干潟で街おこしをしよう」と、約40年前に始まった「ガタリンピック」。実施されるのはユニークな8つの競技です。・木の板で走る「ガタチャリ」・ダイブの距離を競う「ガターザン」外国人の参加者「全然痛くなかった。ふわふわ、気持ちいっすよ」干潟の女王を決める白熱した闘いも繰り広げられました。・HAKKEYOI(発泡スチロールの上での押し相撲)優勝した人「おぉ、わー、楽しかった」◆入社したばかりの新人記者は気合い先走りRKB土橋奏太「おい、おれの筋肉! 競技に参加するのか、しないのかどっちなんだい!? するー、パワー!」水球歴16年の報道部新人・土橋奏太記者、筋肉自慢が初めに挑戦したのが、手で干潟を漕いで進む「人間むつごろう」です。RKB土橋奏太「やる気満々です」「よーいドン!」しかし開始早々、体に異変が……カメラマン「土橋、どうした?」RKB土橋奏太「足、ツリました!」自慢のパワーで追い上げましたが、時すでに遅し。RKB土橋奏太「干潟甘くなかったす。会社に入って一番楽しかったかもしれないです」カメラマン「先輩に怒られるぞ」参加者「包み込むような柔らかさ。僕もそういう人間になりたいと思いました」「こんなきついんだ、知らなかった。全然進まない。なんであんな速いの、みんな? 泥はね…おいしいです」◆力に任せて……身動き取れずいよいよ最終種目の「25M自由ガタ」。気合を入れ直して、リベンジです。先行逃げ切りを図ろうと、思いっきりダイブ。しかし、勢いをつけすぎて、抜けなくなってしまいました。RKB土橋奏太「なんも見えねぇ」死に物狂いで、何とかたどり着きました。RKB土橋奏太「もうゴールですか? きついっす、でもなんか久しぶりに子どもに戻った気分で、最高です。まさか初めて(の取材)がこれだとは思ってなかったんですけど、少しでもこういう雰囲気を伝えられたらよかったなと思います」◆「大人って、こんなことしない」から楽しい!年齢も性別も国籍も関係なく、みんなが泥だらけになって繰り広げられる熱戦。参加した子供「泥が口の中にいっぱい入ったんですけど」「3個取れました、楽しかったです」その純粋な楽しさに約2万5000人の観客からも、大きな歓声や笑顔が自然とあふれていました。コンゴ共和国の参加者「最高! 来年もまた来ます!」参加者「疲れた! 来年もまた来ます

http://www.nicovideo.jp/watch/so42314659