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中島隆博×東浩紀「中国において正しさとはなにか──『中国哲学史』刊行記念」 (2022/5/13収録) #ゲンロン220513
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https://youtu.be/LEXPq8e18WU
webゲンロンに、イベントのレポート記事を掲載しています。ぜひお読みください。
https://webgenron.com/articles/article20220922_01
【収録時のイベント概要】
去る2月、哲学者・中島隆博氏の『中国哲学史』(中公新書)が刊行された。紀元前の諸子百家から現代の新儒家まで、数千年の中国哲学史を論じきった野心作だ。哲学の概念を根底から問い、ライプニッツからデリダやメイヤスーまで西洋哲学を自在に参照するスタイルも健在で、画期的な中国哲学入門書であると同時に、中島哲学への招待ともなっている。
このたびゲンロンカフェでは、本書の刊行を記念し、中島氏をゲンロンカフェに招き、東浩紀が聞き手となるトークイベントを開催する。
中島氏と東の対談は2018年以来の2度目。ふたりにはひとつ共通するテーマがある。「悪」の問題だ。
荀子の研究でデビューし、他者論をひとつのテーマにしてきた中島氏は、『悪の哲学——中国哲学の想像力』(筑摩選書、2012年)のなかで、いかに悪の残酷さを引き受け、乗り越えるのかという難問に取り組んでいる。他方で東浩紀もまた、『ゲンロン10』『ゲンロン11』で「悪の愚かさについて」と題された2つの長い論文を発表している。
長期化する侵略戦争によって悪の生々しさがふたたび迫り上がっているいま、ふたりの哲学者はなにを語るのか。哲学の可能性を問う、必聴のイベント。
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中島隆博『中国哲学史——諸子百家から朱子学、現代の新儒家まで』(中公新書)
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中国において正しさとはなにか – ゲンロンカフェ
https://genron-cafe.jp/event/20220513/
大澤真幸×吉川浩満「社会学という物語について――『社会学史』刊行記念特別講義」(2019/7/5収録) @clnmn
【収録時のイベント概要】
社会学者・大澤真幸さんが使命感を持って挑まれた『社会学史』!
その刊行を記念して、ゲンロンカフェでは特別講義を開催いたします。
『社会学史』は、社会学の歴史を全体性をもって網羅的に収めた600ページを超える大著です。
マルクス、フロイト、フーコー、そしてアリストテレスからカンタン・メイヤスーまで、
重要人物や各時代の重要事項を丁寧に解説しながらも、
「知の楽しさ」をも取り戻すという偉業を果たした大澤さんに、本書と同じく、講義形式でたっぷりとお話いただきます。
この壮大な知の歴史の講義録を読み解く特別ゲストは、
当代屈指の読書家でもある文筆家・吉川浩満さん。
大澤さんとの対談も収録された、
吉川さんの著書『人間の解剖はサルの解剖のための鍵である』で、
「人間とは何であるのか」を突き詰めた吉川さんが、
「人間にとって社会学とは何であるのか」を稀代の社会学者に問いかけます。
「近代社会の自己意識の一つの表現」である社会学について、
おふたりにたっぷりと語っていただきましょう!
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「社会学はもちろん、その周辺の学問を理解するためには、
どうしても、社会学史全体を知っておく必要があります。
それなのに、なぜか、社会学史の本がほとんどないのが現状です。
だから、この仕事に私は、強い社会的な使命感を持っています」
ーー大澤真幸
【イベントのページ】
https://genron-cafe.jp/event/20190705/